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【Not Be Forgotten-COVID-19】開発サイトの説明

Not Be Forgotten-Covid-19は2019年末から流行している、新型コロナウイルス(COVID-19)の情報を発信するサイトです。

機能

データ利活用の問題点

日本では国内のデータ利用を意図した適切な情報発信ができていない。

フォーマットの問題

全国で共有すべき感染者情報について、フォーマットがない状態で各自治体で独自に発信している。 これにより、定義のズレや重要項目の不足が発生している。

また、同じ自治体が異なるフォーマットでデータが登録されている場合も見受けられる。 これは、自治体内での属人化が発生していることを示唆する。 属人化することで担当者が感染した場合は更新が止まってしまうのでは?

発信方法の問題

発信方法も各地でHTMLやPDF(テキスト、画像)と異なることがデータの再利用を困難にしている。 発信方法を統一することで、自治体を超えて分析が可能になる。

自動化の問題

上記の二つの問題が、様々な自動化を難しくしている。 まず、情報発信の自動化はデータの登録と同時に様々な形で発信(HTML,PDF)を可能にできる。 今発信作業をしている人の負荷を軽減し、属人化から解放してくれる。

また、情報集計の自動化は登録と同時に集計を行い最新データを公表することを可能にする。 これにより、データの登録と同時に最新の指標(年齢の構成や致死率、症状開始日から発症確認日の平均等)を得ることができる。 分析官は分析に集中することが可能になる。

まとめ

感染者が増えてきたことで、データ登録の負荷が上がっている。 これは、自動化を検討するか、協力者を募るのどちらかでしか解決できない。