グロービス学び放題のロジックツリー:概要(コース概要より引用)
「ロジックツリー」について
ロジックツリーとは、モレなくダブりなく(MECE)を意識して上位概念を下位の概念に分解していく際に用いられる思考ツールです。 問題解決で、本質的な問題がどこにあるのかを絞り込む場面や本質的な課題に対して解決策を考える場面で活用できます。
「ロジックツリー」をおすすめしている人
- 論理的思考力を高めたい人
- 問題解決能力を高めたい人
- 意思決定の精度をあげたい方
「ロジックツリー」を受講して学んだこと
現在直面している課題を最上位に置き、その「要因となっている変数」や「構成する要素」に段階的に分解して理解し、対応策を考えていく手法と理解した。 利用場面は多岐に及び、 問題の大きなポイント/場所を絞ったり、問題の発生源を絞ったり、問題をどのよう解決するかを考えることが可能になる。 慣れることにより、思考のスピードアップや全体像を掴む力が向上する。 講義では、分解しアクションを決めた後に、現在の状況から条件を洗い出し、採用する案を決めていた。 私は、下記の流れで進めた方が良いのではと考えた。
- 課題の条件を整理
- ロジックツリーの構築
- 1の条件にこだわらず案を列挙する
- より良い結果を出せるのであれば条件を変更できないか交渉する
- 案を採用する
「ロジックツリー」を受講して内省したこと
エンジニアということもあり、分割して考えるのには慣れていた。 しかし、際限無く分割し、粒度が細かくなっている時が多々あったように思える。 また、各段で切り口を設定するには、積み重ねた知見が必要となるため、ロジックツリーを使用した場合は何らかの形でアウトプットしていきたい。
「ロジックツリー」を受講して今後に活かすこと
自分の課題はもちろんのこと、人の相談に乗る際も利用できる。 とはいえ、最初の段を明確に言語化できないことには、正しいロジックツリーは完成しない。 課題の明確な言語化能力を高めていきたい。
「ロジックツリー」メモ
- ロジックツリーは分析手法の一種
- 全体を大項目・中項目・小項目に分岐させてそれぞれを考える。
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利用場面
- WHERE: 問題の大きなポイント/場所を絞る
- WHY: 問題の発生源を絞る
- HOW: 問題をどのよう解決するか
- 思考のスピードアップ
- 全体像を見ることができる
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分解方法
- 層別分解: 全体をセグメントで分けていく 年代/所属/数値
- 変数分解: 上位の数値を算出する数値に分解していく、その結果出ててくる変数に対して、「増やす」・「減らす」等を決定していく
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分解した後のアクション
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ロジックツリーから列挙された案から適切な案を採用する そのためには事前に基準が必要
- 実現可能性
- 予算の多寡
- コストの多寡
- 期待できる効果
- …等々
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コツ・留意点
- もれなくダブりなくは程々に、MECEにも限度が必要
- 感度の良い切り口をたくさん持っておく
- 切り口によって対策が打てる・打てないが決定する。
「ロジックツリー」に出てくるキーワード
MECE