グロービス学び放題のトレードオフ:概要(コース概要より引用)
「トレードオフ」について
ビジネスシーンにおいても日常生活においても、日々選択を迫られる場面は多いでしょう。 トレードオフという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。しかし、その意味を正しく理解し、適切に対応できているかと問われるとどうでしょうか?
このコースでは、トレードオフの概念やトレードオフが発生する要因を正しく理解するとともに、適切に対応するための基本的な考え方を事例を交えながら解説していきます。
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「トレードオフ」をおすすめしている人
- 優先順位の付け方について理解を深めたい方
- トレードオフが発生するパターンとその対処方法について理解を深めたい方
「トレードオフ」を受講して学んだこと
トレードオフとは、「複数の事柄を満たすことはできず、一つを得るために何かを失う(もしくは得られない)ことや状況」と理解した。 品質を上げる努力をすると価格が上がり。速さを求めると質を失う。
トレードオフが発生する状況として、「資源を充分に持っていないとき」や「複数の要素が互いに打ち消しあい、両立できないとき」に発生する。 解決方法としては、資源が充分にないときは、要素のバランスをとり、得られる効用が最大化するポイントを見つけ出す必要があります。 また、複数の要素が互いに打ち消し合ってしまうときは、解決策の方向性を明確化し、どの要素に注力するかを明確にし、メリハリをつけた施策を行う必要があります。
トレードオフは、個人や組織のメンタリティの違いが発生原因となるので注意が必要。 また、トレードオフの最高の解決策はトレードオフな状況を打破するような解決策である。
「トレードオフ」を受講して内省したこと
トレードオフを意識して仕事は進められている。 しかし、トレードオフな状況において、両方を望む依頼が多数来るのも事実で、どのように説得すべきかが疑問として残る。
「トレードオフ」を受講して今後に活かすこと
世の中たいていの事柄には、トレードオフが発生している。 しかし、トレードオフにも重みのようなものがあり、問題として認識されない場合がある。 今後は、トレードオフについて、「これは意識した方がいい」、「これはどうでも良い」といった、正確にトレードオフの深刻度を目算し対応していきたい。
「トレードオフ」メモ
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トレードオフ: 何か一方を追求すると、別の何かを失わなくてはならないこと。またはその状況
- 品質と価格
- 電車移動と車移動
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どんな場合にトレードオフが発生するのか?
- 資源を充分に持っていないとき
- 時間
- トレードオフへの対処: 要素のバランスをとり、得られる効用が最大化するポイントを見つけ出す
- ある要素とある要素が互いに打ち消し合うとき
- 両立が困難な要素
- トレードオフへの対処: 方向性の明確化、どの要素に注力するのかを明確にし、メリハリをつけた資源配分を行う
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留意点
- 個人や組織のメンタリティの違いが、トレードオフ発生の原因となることがある
- トレードオフ状態にある複数の要素を同時に実現するためのブレークスルーを考え、トレードオフの打破を狙う