グロービス学び放題のディシジョンツリー:概要(コース概要より引用)
「ディシジョンツリー」について
ビジネスの現場においては、複数の選択肢がある中で、意思決定をせざるを得ない、そのような場面に直面することが多々あると思います。 ディシジョンツリーは、意思決定者が取り得る選択肢について、起こりうる出来事やその発生確率、及び得られるリターンを分析するツールです。 意思決定をする際に、最も有利な選択肢を選択できるよう、ディシジョンツリーの使い方を理解しましょう。
「ディシジョンツリー」をおすすめしている人
- 意思決定に役立つ分析ツールを知りたい方
- 意思決定の精度をあげたい方
- 論理的な分析方法について知りたい方
- 合理的な判断方法を知りたい方
「ディシジョンツリー」を受講して学んだこと
ディシジョンツリーは、とりうる「選択肢(行動)」と選択肢を選んだ後に発生する「出来事」をツリー上に並べて、出来事毎の「発生確率」・「リターン」から選択肢別の合計期待値を算出し意思決定に利用することと理解した。 特に、不確実な出来事を確率的に捉えることで、異なった結末に対して考慮がなされたことになると考えられる。
ディシジョンツリーの作成ステップは下記の通りになる。
- 選択肢の列挙
- 選択肢毎の出来事を列挙
- 出来事の発生確率と結果を予測する
- 選択肢の期待値を算出する
私の感想としては下記のことが挙げられる。
- 近い未来にしか意思決定をできないこと
- 期待値や発生確率を精緻にする必要があるので、事前に社内での意思決定について精査しておく必要がありそうだ。
「ディシジョンツリー」を受講して内省したこと
何となく、最初に思いついた意思決定に従っていたが、事前に意思決定とそれに対する出来事の列挙が重要だということがわかった。
「ディシジョンツリー」を受講して今後に活かすこと
一つの意思決定に飛びついてはいけない、もっと広い視野が必要で、他の人が行っている意思決定を題材にしてディシジョンツリーを利用する
「ディシジョンツリー」メモ
- 複数の規模の異なるプロジェクトがあったときに合理的な判断をしたい
- 営業部門の場合は成功確率や売上が判断の基準となる
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ディシジョンツリーとは下記をツリー状に表現し、有利な選択肢を明らかにする
- 意思決定者がとりうる選択肢
- 起こりうる出来事
- 発生確率、得られるリターン
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構成
- 意思決定ノード: 選択肢の分岐点
- とりうる選択肢
- 機会事象ノード: 出来事の分岐点
- 選択肢た時の期待売上と確率
- リターン: 結果
- 期待値
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特徴
- 不確実な出来事を発生確率で表す
- 各出来事のリターンの加重平均で期待値を算出する
- 期待値による比較・検討をする
- 作成ステップ
- 選択肢の列挙
- 選択肢毎の出来事を定義
- 出来事の発生確率と結果を予測する
- 選択肢の期待値を算出する
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場面
- どの投資案件を選ぶべきか
- どのプロジェクトに注力すべきか
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こつ・留意点
- 選択肢と出来事はMECEに
- 順序や確率、リターンは的確に
- 期待値の大きい選択肢が必ずしも最善ではない!